社員インタビュー

社員インタビュー【ゴトーさん編】「若手社員の育成に関わり、自分自身も成長していくことで、より良い会社に変えていくことが目標」


今回は、スリーインの創業メンバーで、新入社員のOJTなども担当してくれているゴトーさんにインタビューしてみました。

 

 

-エンジニアとしての経歴を教えてください。

エンジニアとしてのスタートは、少し遅めで、28歳からのキャリアチェンジ組です。元々飲食系で働いていたのですが、ITに可能性を感じ、スリーインの前身であるスクールで学び、そのまま就職しました。もう11年たちますね。

 

-今はどんなプロジェクトに携わっているのでしょうか。

あるサービスの保守・点検を管理するシステムをJavaで開発しています。今の現場では、この案件をメインに大小様々なプロジェクトに関わっているので、技術的にもC#、VB、AccessVBAなど幅広く対応しています。ほかにもスリーイン社内で使用するシステムの開発や、受託チームの応援などもしているので、ここ数年で技術の守備範囲が広くなりました。

 

-エンジニアになっての初現場について覚えていますか。

だいぶ昔になりますが、とにかく必死だったということだけは覚えています。技術用語とか分からないことだらけで、とにかくメモって家に帰って調べる。みたいなことを繰り返していました。初現場から3年間くらいはあっという間でしたね。

 

-ここ数年はそんな新入社員初現場のOJTを任されていますね。どのように進めているのでしょうか。

約3ヶ月間の研修後に配属されてくるのですが、実際の開発現場は初めてなので、まずはセキュリティなどのルールや、コミュニーケーションの取り方含め、現場でどのように振舞ったらいいかを教えていきます。業務に関しては、こなせる範囲から少しずつ与えていきますが、研修と違い、お客様からお金をもらっていて、しっかりと成果物をあげる必要があることを意識して伝えています。指示がなければ、待っていればいいのではなく、チームで動いているプロジェクトの目標を理解してもらい、その一員として「どう貢献していけるか」を自分で考える事が出来るように工夫しています。

 

-なるほど。新入社員が初現場でつまずくポイントはどのようなところでしょうか。

新入社員が最初に携わるところはテストや製造工程などの一部分なので、大規模なシステムを開発していると、指示通り作業はしているけれど、いったい今、自分が開発工程の中のどこにいるのか、どこに向かっていけばいいのか分からなくて、仕事の面白みを失ってしまう場合があります。ですから、開発の方法というより、携わっているものがどのようなシステムで、どのように使われているのかなどの業務知識や、そのシステムの中でどの部分を作っているのかをなるべく詳細に伝えるようにしています。イメージが大切だと思うので「木を見て森を見ず」ということがないように、少しでも興味や好奇心をもって仕事に取り組めるように気を付けています。

 

-仕事に面白みを感じられるか。つまらない作業になってしまうのか。重要なタイミングですね。

そうですね。基本的には、手本を見せて、実際にやらせてみて、チェックするという流れて行っていますが、飲み込みが早ければある程度まとめて任せて、「自分でやりきった」という達成感を味わえるようなタスクを与えています。人それぞれ成長度合いは違うので、少し苦労しているなと感じたら、タスクをより細かく分割して、短いスパンでのチェックを繰り返すようにしています。研修期間中などに本人と話したり、飲みに行ったりすることもあるのですが、やはり一緒に働いてみないと分からない部分が大きいので、リアルタイムで調整していますね。

 

-自分の業務を抱えながらのOJTは負担が大きかったりしませんか。

確かに、一人で開発する方が楽ですし、新入社員への対応でも「あれは間違いだったかな」とか、「こう伝えた方がよかったんじゃないか」などいろいろ思い悩んでしまうことも多いです。ただ、一緒に仕事して教えたメンバーが、別のプロジェクトに行った時に、学んだことを活かしてくれていたり、活躍してくれていたりすると嬉しいですね。あと、自分自身の成長にもなっていると感じますし、メリットも十分あります。

 

現在、OJT中の新卒社員と。

 

-今後の目標を教えてください。

スリーインが成長していくことですね。私はスリーイン創業から参画しているので、少しずつ会社が変化していくのを直接肌で感じています。成長といっても、会社の居心地の良さなどの環境面や、やりがいのあるプロジェクトなどの仕事内容面、あるいは給与含めた待遇面だったり、いろいろな側面があると思いますが、自分で関わった仕事が会社の成長として大きく反映するのも大手企業にない楽しさかなと思います。仕事を通じた自分自身の活動で、会社をより良くして行くことが目標です。

 

-これからどんな人に入社してきてほしいですか。

一緒に頑張れる人であれば誰でもウェルカムです。
私が経験してきた10年強のノウハウは全部隠さずお伝えしますよw