2018年社員旅行【福島県 磐梯山温泉ホテル】
10月27日早朝。
練馬からみた東京都心の空です。雨が降っています。
これから向かう会津若松の天気を調べてみます。
着くころには雨があがり、明日は大丈夫そうです。よかったです。
なぜ、福島県なのか。
なぜ、会津若松なのか。
なぜ、磐梯山温泉ホテルなのか。
そして、はたして旅行がどんなスケジュールなのか……。出発当日、いまだ不明です。なんでだ?
もしかしたら、創業から7年弱が過ぎ、立ち上げ当初、社員たちの中に存在していたハングリー精神が影を潜め、「なんとなく会社続いていきそうだね」と、まるで定年まじかの窓際オジサンが遥かかなた遠くから他人事のように会社を眺めるようなぬるい空気の前兆を感じ取ったイベントチームが「このままではいけない……。」と、ITベンチャーが集い、日本のシリコンバレーと言われる会津若松で、将来の「Apple」や「Google」が潜んでいる可能性すらある最先端で刺激的な空気を直に感じさせることによって社員一人ひとりの当事者意識を取り戻そうとしているのかもしれません。
そして、泊まるホテルは「磐梯山温泉ホテル」。
あの「星野リゾート」が運営するホテルで、お客様目線を徹底した日本最高峰の接客に触れることにより、いつのまにか自己中心的になっていた自分自身に活を入れ、客観的に物事を捉えることができるきっかけを作り出す……。ゴニョゴニョゴニョ。。。
……これは社員旅行ではなく、厳しい社員研修なのかもしれません。うかうかしてられません。
気を引き締めて出発しようと思います。
*
待ち合わせ場所は新宿のコンビニです。
バスに乗り込む前に移動中の食料を買い込みます。なんと、カゴ4個分。
お酒やジュース、お菓子などの中に私の朝食であるおにぎりをこっそりまぎれこませます。とりあえず一番高いやつにしておきました。
こいつで出発です。
福島までの長距離移動でお酒を飲めば、どうしてもトイレに行きたくなってしまいます。
で、ちょくちょくSAでトイレ休憩し
食べて。
バスで飲んで
SAでトイレ休憩し
食べて。
バスで飲んで
SAでトイレ休憩し
たべて……。(なんなんだその顔は)
とりあえずまた、たべる……。
ついでに昼食もSAで食べてやりました。腹いっぱいです。
バスの中で社員旅行恒例のビンゴ大会を開催。(今回、ゲームはビンゴではありませんでしたが)
スリーインの名物司会者K替氏。(逆光)
ピケティが資本主義の限界を訴え、お金から内面的価値や社会的意義に幸せの主軸が移り変わろうとしている今、あえて勝者と敗者に分かれる物欲にまみれたイベントをやり続けるわれらスリーイン。
ほしかったキンドルを手に入れました。私は資本主義の勝ち組ですね。きっと。
ちゃんと地酒も飲みました。
末廣酒造さん。
手間暇かけた伝統ある大吟醸は、朝から酒飲んだ上にバス酔いで吐きそうだった私を一発でスッキリさせてくれました。まさに魔法の水です。研ぎ澄まされています。アル中ではありません。
そこから鶴ヶ城へ向かいます。
時間が押していたのか予定通りなのかいまいちわかりませんが、開場時間17:00までの鶴ヶ城にぴったり17:00に着き、会津若松の歴史を外側からうっすら感じ取ることができました。
城に入れないのでしかたなく眺めてみます。ライトアップがキレイです。
今回、初めて宿ではなく、地元のお店で夕食を食べました。
Taro食堂さん。
お魚もお肉もおいしかったです。
後で調べてみるといろいろ地酒がおいてあったらしいのですが、どこでも飲めるハイボールばかり頼んでしまったことが悔やまれます。
そして、ホテルに戻り二次会へと進むのでした……。そして、記憶が薄れていくのでした……。
*
……やがて記憶を取り戻した朝、天気が良くてハイキング日和のホテル周辺を散歩した画像。
そびえたつ磐梯山。
紅葉が進んだ並木道。
朝食のビュッフェには、なんと喜多方ラーメンもありました。味噌汁代わりに朝ラーメンです。
気合を入れて参加しましたが、いつも通りのんびり、楽しい社員旅行でした。
スケジュールが不明だったのは、旅行会社に頼まずイベントチームがプロデュースしたからでした。
お疲れさまでしたー