メンバーの日常

お盆に帰省してお墓参りをしてきました。


夏季休暇に帰省してきました。

温暖化の影響なのか、異常気象なのか、日本の夏が「仕事してられねぇ」くらい暑くなり、個人的には、みんなで1ヶ月くらいの長期休暇とった方が生産性上がるんじゃないかと本気で思うようになりました。

「バカンス法」があるフランスをはじめとしたヨーロッパ諸国や、1〜2週間のバケーションを取るのが一般的なアメリカの足元にもおよびませんが、日本にも3〜5日程度の夏期休暇が、だいたいどの会社にもあったりします。

日本の夏期休暇は「お盆休み」と言ったりするように、「お盆」という風習と関係があるようです。

企業の業務が休みとなる、いわゆるお盆休みは、その土地のお盆の期間に関わらず、日本全国どこでも8月中に行われるのが一般的である。日程は企業によって様々であるが、盆中日の8月15日を中心とする3 – 5日間とすることが多く、企業ではこのお盆休みを夏季休業としている。Wikipedia
お盆について

どうやら、お盆は「日本古来の祖霊信仰と仏教が融合した行事」らしいです。
はじめて知りました。

私の実家では、それほど手が込んでいませんが、毎年、家族が集まり「お盆行事」をしています。

迎え火を焚いているところ
この霧の中「迎え火」を頼りにご先祖さまも帰省してくれたはず。

「お盆に家族が集まり、お墓参りをする。」という習慣は続けていますが、宗教的意味合いや、毎年行う理由などを両親から伝えられたことはありません。そして、今の所、手伝いを強制されたこともないし、両親がいなくなってからの継続をお願いされたこともありません。

だから、たぶん私だけになったら、迎え火や送り火を焚いたり、ナスときゅうりで「こういうの」を作ったりすることはなくなってしまうと思います。(弟がやるかもしれませんが)

こういうの

まあ、あくまで今の気持ちなので将来はわかりませんけど。

とりあえず「伝統文化を残す」ことを強要する両親ではなくてよかったと感じています。

アンチ伝統派ではないのですが、意味もわからないままの強制的な伝統継承は、「伝統」そのものの価値を下げてしまうように思います。
新しい文化に負けない本当に魅力(意味)あるものが自然に伝統として残って行くのかもしれません。

私も「ご先祖様に感謝する」気持ちはちゃんと持ち合わせています。
方法は変わってしまうかもしれませんが、お墓を綺麗に掃除して、お供え物をすることは、お盆に関わらず続けていきたいと思います。